芸能スタンプ☆ 名作劇場

2015年10月16日

LINEスタンプ「市原悦子は見た!」
発売記念インタビュー
市原悦子さんの知られざる素顔をのぞいて見た!

  • ・本当は怖い!?あのドラマの“のぞき見”秘話
  • ・市原悦子は悪女役が好き♪
  • ・実はギャンブラー!好きな麻雀は1回10時間!(しかも手積み)
  • ・市原流「コミュニケーション術&スタンプ活用術」とは?


タイトルは『市原悦子は見た!』

この度、日本を代表する大女優、市原悦子さんのLINEスタンプを発売致しました。

タイトルは『市原悦子は見た!』

市原さんの代表作ドラマの様に、とにかく様々な場所からのぞいていたり、お茶目な一面をふんだんに詰め込んだスタンプに仕上がりました。

発売を記念して、今回は市原さんご自身に直撃インタビューを敢行し、日頃なかなか聞けないあの名物ドラマのエピソードや趣味のこと、コミュニケーション術などを語っていただきました。

本当は怖い?!のぞき見シーンの真相。

――まずは、完成したご自身のスタンプをご覧いただいていかがですか?

市原さん:こんなこと初めてでとまどっています。他にも面白い写真がありますけど、数も限られているし、まあまあでしょうか。

――今回のスタンプでは、市原さんの代名詞である「のぞき見しているスタンプ」をたくさん作らせていただきました。 実際にドラマでのいろんなのぞき見シーンをモチーフにさせていただいたわけですが、ちなみにあのシーンはいつもどんなことを意識されて演じられていたんですか?

市原さん:いろいろですよ。 まず、ドラマは、タイトル通り、家政婦が見たところから始まるのね。私の目から離れたところで事件が起こってもだめなの。 だから私が見て、それを聞かなきゃドラマは成立しないのよ。

あらゆることをして、聞き耳を立てて、のぞき見をして五感を働かせた演技が必要でした。

――ドラマの中でも重要なシーンなわけですね。

市原さん:何を見たんだろう? 何を聞いたんだろう? というところが、視聴者の興味を持たれるところですね。

――たしかに、緊迫している様子が感じ取れるシーンでした。

そういう見方でいくと、このスタンプはだいぶおめでたいわね。もっと緊張感があって怖いものでした。のぞいているのがバレたら仕返しされるし、時にはお偉い人は私を抹殺しようとしますもの。

それでも見たい、聞きたいというのが反骨精神をもった庶民のいいところね。 エリートの中に入っていく勇気も大変なものでしょ。

――勇気と反骨精神ですか・・・・・・。

市原さん:最近のドラマは、娯楽的になって、幸せそうね。

「家政婦は見た」も後半だんだんまるくなってしまい反省してました。

最初の何本かは怖かったのよ。 すごい仕返しをされてね。

耳の中に火薬を入れて爆発させられたりしてたのよ。

――爆発ですか!?

市原さん:そう、他にも、ご飯を食べている家政婦協会の居間に突然トラックが突入してきて建物が崩れたりとか、そういう緊迫した中で真実を見るというのがあのドラマのテーマでした。

――ずいぶん凄まじい内容だったんですね。 やはり怖さが伝わってくるぐらいの緊張感が必要ということでしょうか。

市原さん:そうなの。 またこういうのは子どもも好きですね。 「まんが日本昔ばなし」でも、怖い話がウケましたね。

今ってほら、世の中そうでもないのに幸せな顔してる人が多いでしょ?

やっぱりもっと怖いのが流行らないとね。

――あと、ドラマのエンディングには必ず職場をお辞めになるじゃないですか。

その辞め方がいつもキッパリしていて、「しばらくお休みをいただきます」というセリフで去っていくのが潔くて好きでした。

市原さん:そうね。 ちゃんとお金を返してね(笑)

最後にはものすごく憤るのよ。 こんなところでお金もらって働くなんて私の自尊心が許せないって。

こんなに立派な、日本をリードするようなエリートの方々がこれほどまでに堕落してたんですか? 私は騙されておりました。 こんな汚いお金いただけません! ・・・そういう内容なんです。

あんたたち騙されちゃダメよ。実態はこうなのよってみんなに伝える役がこの家政婦なのね。

悪女を演じるのは楽しい。

――話は変わりますが、市原さんが今まで演じられた役の中でお気に入りの役はありますか?

市原さん:悪女役は面白いですね。 例えば“平成の女詐欺師”役とか、 “平成の女教祖”役などありましたね。

時代を反映した悪女役が面白いです。

――悪い役を演じるのが楽しいんですね。

市原さん:そう。 今の世になんであんな悪い女がいるんだろうって思うと、やっぱりそれを理解したくなりますね。

同じ時代に生きてて、あれは人間じゃないわ、あれは鬼よって言われる人がいますよね。 どうしてだろうって・・・・・・。

役をこなすことによって、徐々にわかっていくことが面白いですね。

――悪女のほうが演じがいがあるということでしょうか?

市原さん:役を理解するということが面白いですね。 そういう考えもあるんだなぁとかね。 自分とは遠いものほどやりがいがあります。

――市原さんは今もなお女優業を続けられていますが、こんなにも長く女優業を続けられている理由は何ですか?

市原さん:他に何にも出来ないから(笑)。 役によって、いろいろな女のエキスをもらって豊かになれるから。

好きな麻雀は1回10時間!しかも手積み!

――今回、このスタンプのテーマである「コミュニケーションに重要なアイテム」という言葉に基いて、市原さんのコミュニケーションをテーマにお話をお聞かせいただきたいと思います。

さっそくですが、市原さんは麻雀がお好きだとお聞きしましたが、いつもどんな方と対局されますか?

市原さん:月2回ほどやっていて、1回はスタッフの方々と一生懸命お仕事した後、それ以上に一生懸命やります(笑)

もう1回は、長い付き合いのお友達。 それこそ職業の違う方ばかりで。

――長いときはどれくらい続けられるんですか?

市原さん:長いお友達とは10時間ぐらい。 それも手積みよ? 笑っちゃうわね。

――市原さんにとって麻雀は大事なコミュニケーションのツールになっていますね。

市原さん:コミュニケーションじゃないわよ。 勝負事よ。

嘘あり、だましあり、駆け引きして笑いながら、変なムードにならないように嘘八百言って、そして勝つ。 どんなこと言われても勝つ。 それが楽しいのよ。

「下手ね~」って言われながらなぜか結果はプラス。 確かに下手なのは分かってる。 でも笑いがこみ上げるの(笑)

市原さんが指南する「コミュニケーション術」とは。

市原流コミュニケーション術:自分の考えをしっかり持ちましょう

市原さん:まず自分の考えを持たなきゃ人とは繋がれないわね。 誰かが何かを与えてくれたり、向こうからお友達になってくれることはないわけだから。

自分の考えがあれば、反対の意見もわかるし、賛成の意見もわかる。

反対の人がいればどうしてかしらということでコミュニケーションになるし、

賛成の人がいればお友達になれるし、嬉しい。

とにかく、自分の意見を言う。待っててもダメでしょうね。

――これまでいただいたご意見をふまえ、今回の市原さんご自身のスタンプをみなさんにどう使ってほしいですか?

市原流スタンプ活用術:少ないスタンプで表現してみなさい

市原さん:自分らしく、ちょっと相手をびっくりさせて。 そんな使い方するの?っていうような皮肉を織り交ぜてみたりしてさ。

そして過剰にならないほうがいいわね。こういうのをいっぱい送る人がいるでしょ? 何でも過剰だとうるさいし、効果が薄れるわよね。

言葉だってそうでしょ?ちょっと足りないぐらいがちょうどいいわね。 そこに一つだけスタンプが入っているとかね。

ご挨拶はもういいんだから。 だって信頼している人たちとやり取りしているわけだから。

ストンといきなり本題に入ったほうがいいわよね。 ウフフフフ(笑)

結論:市原さんが送られた女優人生の長さと、いただいたお言葉の深さは比例する。



■最後に、市原さんご自身が選ぶお気に入りスタンプをセレクトしていただきました。



■市原さんが心を込めてお届けするメッセージ動画はコチラ!



■LINEスタンプ『市原悦子は見た!』ダウンロードはコチラ

http://line.me/S/sticker/1198474




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