この度、第64代横綱であり現在格闘家として君臨し続けるレスラー、曙さんのLINEスタンプを発売開始しました。 その名も「あんときの曙」。
そこで、発売を記念して曙さんご自身に特別インタビューを敢行。 伝説のK-1初戦のダウンシーンをモチーフにしたイラストを多用していたり、タイトルもタイトルということもあってかなり攻めた作品につき、曙さんご自身の口からどんなコメントが飛び出すかドキドキで臨んだインタビューでした・・・・・・。
――さっそくですが、曙さんは普段LINEはご利用されていますか?
曙:やっていますよ。
――スタンプをお使いになる機会はありますか?
曙:僕が今使っているのは、全日本プロレスのLINEスタンプですね。 友人から送られてきたりもしますし、自分でも使います。
――完成したご自身のスタンプをご覧になってみていかがですか?
曙:面白いと思いますよ。 少しカチンとくるものもありますけど(笑)それも含めて、面白いと思います。
――恐縮でございます(汗)
ちなみに、曙さんがご自身のスタンプで使ってみたいと思うものはありますか?
曙:このハワイ語のスタンプは使いたいですね。「ALOHA~」とか。
――では、率直にお聞きしますが、このダウンシーンのスタンプは使っていただけますか?
曙:多分使うことはないですね(笑) でも、僕以外の人ならこっちの方が使えるんじゃないですか?
――そうかもしれないです(苦笑)
また、今回のスタンプのタイトルを「あんときの曙」とさせていただきたいのですが・・・・・・。
曙:(しばらく沈黙のあと)どうぞ。
――ありがとうございます(曙さんの寛大さにただただ感謝です)
――ここで曙さんご自身の近況についてお話を伺いさせてください。
つい先日ですが、全日本プロレスをご退団されましたが、この真相についてお聞きしてもよろしいでしょうか?
曙:はい。 正直に申し上げると、色んなところで色んな人と勝負がしたいという想いがありました。
――なるほど。 枠にとらわれず、前向きな挑戦をしたいという意味での退団だったんですね?
曙:その通りです。
――これから誰と戦いたいという希望はありますか?
曙:誰とやりたいというのは特にないんですが、基本的にいつも、「意味のある戦い」をしたいと思っています。 もう若手じゃないし、自分を追い込むためにも自分が「意味のある戦い」だと思える試合をして、モチベーションを上げていきたいと考えています。
――ちなみに、年末には注目の格闘イベント「RIZIN」が控えていますが、そちらも視野に入れられているのでしょうか?
曙:まだ何も決まっていないです。 今のところ、大みそかはハワイにいる予定なので(笑)
――そうなんですね(笑)それでは、今後の動向に期待したいと思います!
曙:(薄笑)
――ここでちょっとした企画にのっていただきたく。
これまで曙さんの人生において大きな節目が幾度かおありになったかと思いますが
これから質問するその時の心境を、曙さんご自身のスタンプの中からセレクトして表現していただけますか?
曙:いいですよ。
――ありがとうございます。 それではさっそく最初の質問です。
曙さんはかつて横綱に上りつめ、角界の頂点に立ちましたよね。 その後、格闘界に電撃転身された時の心境は、スタンプに例えるならどれになりますか?
曙:・・・・・・まぁこのあたりでしょうか。
――なるほど、攻めの姿勢ですね。 全日本プロレス退団と同様、前向きな転身というお気持ちだったんですね。
曙:そういうことです。
――それから格闘家として活動をスタートし、あの伝説のK-1初戦を終えた時のお気持ちをスタンプで表現するなら?
曙:・・・・・・なんでしょう、この辺の気持ちはありましたね。
時間のない中で調整しなければいけなかったことが本当に辛かったのですが、内心としてはこういう感じでしたね。
――K-1参戦が決定されてから試合までの時間はどれくらいだったのでしょうか?
曙:一か月くらいです。
――それは確かにハードですね・・・。 体作りも間に合わなかったんじゃないですか?
曙:そうですね、相撲で現役を退いてから3年ほどあって、マイナスからのスタートでしたからコンディション的には良い状態まで持っていけなかったですね。
――ですよね。 この事情を世間にはあまり知られてないと思うので、是非この場を通じてお伝えしたいです。
曙:是非(笑)
――その後も何度かK-1参戦を経たのちに全日本プロレスに入団されるわけですが、入団された時の心境を思い出してもらい・・・・・・心境をスタンプからお選びいただけますか?
曙:うーん・・・これですね。
――それはどういった理由からでしょうか?
曙:まずは全日本プロレスのマットに一番合っていたというのもありますし、そもそも自分から売り込みに行ったんじゃなくて、向こう(全日)からお誘いいただいたというのも大きいですね。
――そして曙さんは三冠ヘビー級王者という頂点に立ちました。 これからも順風満帆なプロレス人生を送られると思われていた中、今回の電撃退団に至るわけですが、この企画の最後にこの心境についてもスタンプで表現していただけますか?
曙:全日プロレスのファンに対しては、これですね。(ごめんなさい)
僕自身の気持ちとしては、これです。(よろしこ)
――曙さんのお人柄が伝わるセレクトですね。 ありがとうございます!
――最近は「相撲女子」といわれる女性ファン層が多く見受けられますが、この盛り上がりについて、今の曙さんから見てどう思われますか?
曙:いや、いいんじゃないですか。 ただ、僕が感じていることは、今の相撲取りはカッコいいとか面白いとか、タレント性で判断されることが多いですよね。 僕らの時代は、自分で言うのもおかしいんですけど、「強い」とか「尊敬される存在」が人気だったんですよね。
――確かに昔は、今よりも硬派なイメージが強かったように感じます。
曙:当時も女性のファンはたくさんいたけど、ただ相撲女子という言葉はなかったですね。
今って(女性の目線が)相撲じゃないんですよね。 たぶん着ている着物がカッコいいいとか、かわいいとか。
――最近よくツイッターなどで、関取の皆さんが、ご自分の写真を撮ってアップされる投稿なども目にするようになりましたね。
曙:俺らの世代は、やっとケータイが出始めたころでしたからね。 ツイッターなんてありませんでしたし、その前は糸電話でしたからね(笑)
まぁ、僕らの時代だと、そんなことしてたら多分怒られてますね、そんな暇あったら稽古しろ!ってね。 要は、相撲を見る観点が昔と違うんですね。
――ちなみに、「プロレス女子」も急増中ですが、こちらについてはいかがですか?
曙:カッコいい団体にしか行かない気もしますけどね、体つきが良いとか。 ドラゴンゲートとか、新日本プロレスとか、カッコいい人に集まりますよね。 でも、ご本人たちも体作りなど努力されていると思うし、良いと思いますよ。
――今、カッコいいレスラーの写真集なども出版されていてすごく売れているようです。 シャワーシーンもあったりして。
曙:俺も出そうかな?40代の人を相手に(一同笑)
――最後に、曙さん流の「コミュニケーション術」をご指南いただけますか?
曙:相撲時代の頃は、あんまり部屋にいるとよくマネージャーに怒られたんですよ。 「そんなに部屋でばっかり飯を食ってるから部屋のお客さんができないんだよ」って。
要は、自分で外に行って自分で種をまいてこいってことなんです。 例えば、関取がそれなりのお店に一人で居たら、周りのお客さんが放っておかないんですよね。 「えっ、関取は今日お一人なんですか? じゃあ一緒にどうぞ」って声をかけてくれて、そこから知り合いが増えたりしたんですよ。 今はそういうことできる人が少ないんじゃないかな。
――ちなみに曙さんは、お酒を大勢で飲みにいくことが多いですか?それとも一人で飲むほうが多いですか?
曙:大勢で飲みにいきます。 そういえば最近、「AKB64会」やってないなぁ・・・・・・。
――AKB64会、ですか??
曙:そう。 「AKB64会」って集まりがあるんですよ。 “AKEBONO64代横綱”って。
――そういう意味だったんですね!気付けませんでした・・・。
曙:だから僕が元祖AKBなんだよ(笑)
――かなり元祖ですね(笑) ちなみにどういった会なんですか?
曙:相撲取りとかプロレス関係が集まる会で、だいたい年に4~5回やってるよ。 この間やったときは25人ぐらい集まったんじゃないかな。
――なんだか盛り上がりそうな会ですね。 やっぱり朝まで飲むんですか?
曙:そうですね。 バカばっかりやって過ごすっていう。
それこそ、その辺の床でこういう風に寝てる人ばっかりいるわけですよ(笑)
――まさにコミュニケーション術の延長上にあるような会ですね。
曙:そうです。 昔からこの業界って縦社会じゃないですか。 なのでAKB64会は、参加する人たちからすると、自分たちから僕を誘いたくても誘うことができないんです。 だからこっちから電話するとメチャクチャ喜んでくれるんですよ。
――じゃあ曙さん個人と飲みたくても、AKB64会に参加したくても、曙さんからの連絡を待つしかないわけですね?
曙:そう。 だからこの会を開くにも毎回自ら動いて動いて、いろんな人とつながっているわけですよ。
――AKB64会、すごくキャッチーなネーミングですが、あまり世に出回ることはなさそうですね。
曙:何か問題でも起こさない限りはないですね(笑)
最後に、曙さんオススメのスタンプはコチラ
■曙さんのほっこりするメッセージ動画はコチラ
■「あんときの曙」スタンプ販売ページはコチラ
http://line.me/S/sticker/1213181
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